暗号通貨

ODIN Coinの投資判断

画像の引用元:http://www.odincoin-ag.com/

例のコミュニティで応募者限定で「ODINコイン」というトークンのICOが行われるようです。ODINについて江助さんはどのような判断をされるのか?というメールが来ているのでお答えします。

ODIN Coinとは

そもそもネットで検索しても公式サイトがヒットしないと思いますが、公式サイトはこちらとなっています。

http://www.odincoin-ag.com/

またyoutubeにも紹介動画がアップされていますね。

Youtubeのナレーションを意訳してみました。

近年暗号通貨は新しい通貨形態として急速に発展しています。暗号通貨のブロックチェーン技術はすでに世界中で様々な用途で使用されています。例えば支払い、契約、管理、データ共有などがそれにあたります。ブロックチェーン技術に基づき暗号通貨が発行されるICOクラウドセールは、世界中の多くの企業が新しいファンド設立の方法として採用しています。

ODINプラットフォームはICOを通じてファンドを立ち上げたい企業とICOトークンを購入したいユーザーとの橋渡しの需要から生まれました。

私たちのプラットフォームにより、みんなが公平に情報を得てグローバルICOトークンセール慎重に選ぶことができます。また人々が暗号通貨市場に安全に参加することを保証します。

ODINプラットフォームには3つの主要な機能があります。

  1. ODINプラットフォーム上のトークンの売買はスマートコントラクトおよび高度なセキュリティ対策によって管理および保護されます。
  2. ODINプラットフォーム上で提供されるICOトークンはODIN Wealth Management AGによって審査されるため、ユーザーはあらゆるトラブルや違法なICO企業およびブローカーを回避することができます。
  3. ODINプラットフォームは翻訳機能を有するため、人々が自身の母国語で情報を得ることができます。

ODINポイントはODINトークンの保有量およびODINプラットフォーム上での取引量に応じて、トークン保有者に付与されます。ODINポイント保有者はポイントを使用することによりプレミアムサービスを受けることができます。例えばODINプラットフォーム上の新規ICOプレセールの事前参加や、宝くじの当選確率の優先権などのサービスがあります。

 

これは多くの新規ICOプレセールに参加する機会がない一般投資家にとって魅力的なサービスだと思われますが、これらの特典はODINプラットフォームの現時点でのプレミアムサービスのほんの一部です。私たちは多種にわたるプレミアムサービスを通じて経済的な利益を享受する手段を、ODINトークン保有者に対してさらに提供し続けます。

 

ODINプラットフォームはICOトークン売買を取り巻く問題を改善し、世界中の人々のICOトークンおよび暗号通貨の売買を促進します。そして世界全体の様々な国と地域の優良なICOトークン情報を提供します。私たちはこの革命的なプラットフォームを現実のものとすることを目指します。だれもが暗号通貨ユーザーになれるように・・・

 投資判断

結論から言えば、別にそこまで革新的でもないし、今の暗号通貨市場の状況からしてもICOに参加しても取引価格がICO価格より下回る可能性は十分考えられますので、まずはICOは見送って実際に上場し運用が開始されてから判断するほうが良いと考えます。理由は以下の通り。

活動実態が見当たらない

公式サイトを見てもらえるとわかるのですが、TwitterやTelegramでの活動がほとんどありません。

今の暗号通貨界隈はSNSでの情報発信が必須といってよいです。多くの投資家やICO主催者はTwitterやTelegram,DiscordといったSNSやチャットアプリを使って情報収集や議論を行っています。

ODINのTelegramのチャット参加者は記事執筆時でたったの5人しかいません。またTwitterでの発言も現時点(2018.4.21現在)ではゼロです。トークンプロジェクトはいかにプロジェクト内容を周知し、出資者を募るかが鍵なので、本当に活動しているのか疑問です。ホワイトペーパーがあるとはいえ詐欺コインではないかと疑われても仕方がないのでは?

主要機能が革新的ではない

トークンの売買を安全に行うのであれば、現在では分散取引所(DEX)が候補が上がってくると思います。EtherDeltaやKyber Networkなどが代表的です。これはMetamaskのような個人管理のウォレットにトークンを入れたままで売買でき、個人間(P2P)でトークンのやり取りができる仕組みです。取引所にトークンを置いておく必要がないため取引所がハッキング被害があっても安全ですし、運営主体が存在しないため、運営団体の信用リスクとも無縁です。まだ使い勝手が良いとは言えませんが、いずれは主流になる可能性はあると思います。

それに対しODINの信頼性は運営団体の運用体制に強く依存します。そのため運営団体の運用状況を検証し本当に信用できるのか確認する必要があります。上記の主要な特徴1と2はこれをクリアしないとだめですね。3番目の翻訳機能はそこまで魅力的ではないですよね。google翻訳があるし。

ICOの評価もすでに実施しているサイトがあります。ポジショントークの可能性もあるためうのみにはできないかもしれませんが、それはODINも同じでしょう。

トークン保有者に対するプレミアムサービスはおそらくODINの目玉機能だと思われますが、トークン保有者に対して特典を付与すること自体は他でもやってます。ただしICOプレセールの優先招待は本当であれば初のサービスかもしれません。

ちなみにホワイトペーパーによるとODINトークンはイーサリアムのプラットフォームを使用しているようですね。

儲かるとは限らないよ?

最近のICOはICO価格割れしているプロジェクトが多いです。私はSwissBorgというトークンのICOに参加したのですが、現在価格はICO価格の3分の1となっています。活発に活動していますし、悪くはないと思っているのですがね・・・

プロジェクトの内容だけが価格決定に関与するわけではないのですが、すくなくとも去年よりは勝率はそこまでよくはないと思います。

まとめ

結局のところODIN Wealth Management AGの体制次第なので、実際に運用を開始してから投資するかどうか判断しても遅くはないと思います。ODINポイントの仕様がどうなるのかわからないですしね。

あと投資家の母国語で情報を提供できるようにするといいながら、公式サイトが多言語対応せずに英語のみなのはいただけませんね。日本人がアドバイザーにいるのですから日本語サイトをつくってもよいのに。

6月にプラットフォームが公開されるらしいので私は実際にプラットフォームがローンチしてから判断するつもりです。