サプリメント

ニナゾルシャンプーはステロイド使用者の必須アイテム

私はアナボリックステロイドであるオキシメトロン(商品名オキシポロン)を使用しています。今のところ目立った副作用は特にありませんが、全く変化がなかったわけではありません。代表的な変化は、肝臓の数値が正常の範囲内とはいえ若干悪くなっていることと、皮脂が増えたことです。

前者はシリマリンとウルソでケアしていますが、後者はシャンプーで対応するしかありません。ですがシャンプーで洗っても泡立たなくなってしまうほどの皮脂量のせいか、ときどき頭に湿疹ができるようになってしまいました。ステロイド使用前でも皮脂は多めでしたしかなりふけが多かったので、もはや普通の安いシャンプーでは余分な皮脂が落としきれないようです。

そこでスカルプシャンプーのような少し高めのシャンプーも試してみたのですが、最終的にニナゾルシャンプーと呼ばれるシャンプーに切り替えました。使用して3か月くらい経ちますが、いまのところ良好のようです。

ニナゾルシャンプーとは

ニナゾルシャンプーは抗真菌剤のケトコナゾールが配合されているシャンプーです。一般的には脂漏性皮膚炎対策で使用することが多いと思います。

脂漏性皮膚炎は大量の皮脂によって皮膚常在菌であるマラセチア菌が異常増殖することで炎症や湿疹が引き起こされる皮膚炎です。ケトコナゾールはこのマラセチア菌の増殖を抑えることで脂漏性皮膚炎を緩和することができます。

日本国内では類似商品として持田製薬の「コラージュフルフル」などが販売されていますが、ケトコナゾール配合シャンプーは医師の処方箋がないと入手できません。そのためニナゾルシャンプーは個人輸入で入手するしかありません。

一番安く入手できるのはTO Chemicals社のニナゾルシャンプーです。

通常のシャンプーと使用方法が異なります。異なる点は以下の通りです。

  • 最初の14日間は連続して使用する。
  • 洗い終わったら2~3分染み込ませてから十分なお湯で洗い流す。
  • その後は1~2日おきに使用する。

普通のシャンプーとは異なり、透明な赤いジェルでした。泡立ちはまあまあ良好ですが、皮脂をごっそり取り除いてしまうためか、髪がきしみます(髪が指に引っ掛かる感じ)。私の場合は髪の毛はもともと短いのでそこまで気になることはなかったです。

使用を推奨する理由

ステロイドをする場合、ニナゾルシャンプーは決して必須のケア剤ではありません。皮脂が多いのなら別に他の商品で対策してもOKですからね。ですが、私はステロイドを使用するのならニナゾルシャンプーと併用したほうが良いと考えています。(実際私自身も使っています。)理由は以下の通り。

皮脂の分泌を抑える

ニナゾルシャンプーの有効成分であるケトコナゾールには皮脂の分泌を抑制する効果があるそうです。

ステロイド期間中は男性ホルモン濃度が上昇し、皮脂の分泌量が増加します。人によってはニキビや湿疹ができてしまう人もいるでしょう。ニナゾルシャンプーを使用すれば過剰な皮脂分泌をある程度抑制することができる可能性があります。もちろん皮膚を清潔に保つことが何より重要なのはいうまでもありませんが、ニキビはできてしまうとなかなかうっとうしいものなので、できるだけニキビができない環境にしたほうが良いと思います。

脱毛の抑制

ケトコナゾールには脱毛を抑制する効果も知られています。育毛剤の有効成分として知られているミノキシジルの外用薬とほぼ同じ効果があるそうです。日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」ではケトコナゾールはC1(使用しても良い)の判断がなされています。

ただし有用とされる根拠が弱く、データ不足であるためミノキシジルほど推奨はなされてはいません。他の育毛剤と併用するとさらに良くなるかも?くらいで考えたほうがよさそうです。それでも市販のシャンプーよりは根拠がありますので使用する価値はあると思います。

ステロイドを使用すると男性ホルモンが増加するため脱毛のリスクが高まります。脱毛は必ず起こるというわけではないようですが、できれば避けたい副作用です。価格もそこまで高くはありませんし、これで禿げを防止できるのなら安い買い物です。

まとめ

ニナゾルシャンプーはアナボリックステロイドの副作用の一つである皮脂の過剰分泌と脱毛を抑制する効果が期待できるため、ステロイド使用者は使用することをおすすめします。一般のシャンプーよりは高いですが、薬用シャンプーとしてはそこまで高いものではないので試して損はないのではないでしょうか?

ニナゾルシャンプーは医薬品ではありませんので、副作用を劇的に改善するわけではありません。また人によっては肌に合わない可能性があるので異常を感じたら使用を停止しましょう。