コンプレッションウェアの比較 その7

2018年2月18日コンプレッションウェア

コンプレッションウェアレビューです。今回はイオンスポーツから販売されているゼロフィットをレビューします。

ゼロフィット400

 

イオンスポーツはゴルフ用品を製造販売しているメーカーですが、ゼロフィットは特にゴルフ専用というわけではなく、利用シーンを問わず利用することができるようです。ゼロフィットシリーズは今の季節だとヒートラブという極寒仕様のものが有名ですが、1万円近くもしますしもうすぐ春ですので、今回は春でも着れるタイプを選択しました。今回購入したのはイオゼロフィットのロゴが付いていない限定モデルとなっております。価格は楽天で2980円でした。

 

他社製品はポリエステルとポリウレタンの生地を縫い合わせたものが多いですが、こちらはニット生地でできているため縫い目が存在しません。縫い目がないため着心地はこちらのほうが断然上!と言いたいところですが・・・最近はフラットシーマが主流ですし以前ほど縫い目が気にならなくなっていますから単純に着心地だけでは優位性はないかな。

ニット生地のため伸縮性は高く、メーカーによると最大で400%も伸びるそうです。さらに部位によって着圧を調節しているため、生地が伸びないために突っ張り感がでることもなさそうです。

それ以外だと調温、調湿機能もあるそうで、たいていの主要機能は兼ね備えています。段階着圧があるモデルでこれは安いですね。

 

着てみた

早速着てみました。生地は思ったよりザラザラしています。皮膚にフィットさせて位置がずれないようにするためでしょうか。良く動く部位(肘とか肩甲骨周辺など)はすこし目が粗い生地でした。写真でもわかるとおり、目が粗くなっている部位は若干の透け感があります。

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胸にはゼロフィットの文字がうっすらと見えます。目の粗さを変えることでロゴを描いているようですが、ちょっとわかりずらいですね。色を変えるなどしてもうすこしわかりやすいほうが良かったです。実際は上着を着るのであまり関係ないかもしれませんが。

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生地を引っ張ってみるとこんな感じになります。

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肩には謎の出っ張りがあります。おそらく端処理のあとでしょう。端処理を服の外側に向くようにして皮膚に触れないようにしています。

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総評

うーん。生地のざらざらが気になります。段階着圧が心地よく、運動時の突っ張り感はほとんどないので機能性はなかなか良いと思います。しかし背中のざらざらが結構不快です。これに関しては完全に私の好みなのですが、着心地は人によって好みが分かれそうです。手触りはアンダーアーマーのほうがずっと良いと感じました。

 

そもそもニットを採用してシームレス仕様にする利点があまり感じられませんでした。確かにニットにすれば縫い目がなくなりますので着心地は良くなるはずなのですが、通常のコンプレッションウェアと比較して劇的に良いというわけではありません。むしろ部位によって生地を変えることができなくなるというデメリットが発生する気がします。

また販売サイトに服と皮膚との間に空気の層を保持できる記載がありましたが、結構目が粗いのにそんなことできるのでしょうか?冬は暖かいといいますが、ちょっと眉唾です。アウターがないとおそらくだめなのだとおもいますが、その場合はどちらかというとアウターの機能を強化したほうが良いのでは?実際に来てみると本商品自体に保温性はあまりなく、保温性の高いアウターを併用することになるでしょう。

吸汗性に関しては良いと思います。目が粗いため滝のように汗をかいたら他の商品よりも汗を吸収しきれなくなりそうですが。

とはいえニットで段階着圧を実現した商品は少ないのでメーカーの高い技術力は本物だと思います。今後の商品開発に期待したいです。今回購入した商品は旧モデルなので、新しいモデルであればより改善されているかもしれません。できればもう少し目を細かくしてほしい・・・