某FXコミュニティの内情を暴露!!その26

2018年1月16日

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某FXコミュニティの内情の26回目です。はじめてご覧になる方はその1をご覧になってください。

今回も引き続き「某FXコミュニティに入るべきか?」という問いに対して私なりの見解を述べたいと思います。今回で最後となります。少し長い記事ですが、よろしければご覧ください。

解説

ネットワークビジネス風の事業

このコミュニティではそういったトレードスキルがそこそこある方に対して(あくまで自称ですけど)コミュニティの運営側に入るという選択肢があります。講師の方でもコミュニティ出身者がいて、LINE上で募集があるか、直接スカウトされるようです。

講師からしたらトレードとは別の収入源が確保できる点、とくにコミュニティ運営や特別案件などによる収益が得られる点は魅力的に見えるので、講師になる方がいてもおかしくはありません。そして講師になったメンバーはさらに入会者を勧誘し、入会者の一部がまた講師となって活動することになります。あとはこの繰り返しですね。

要は人が集まれば集まるほど運営側にどんどん金(=入会金)が集まってくるのです。この点はネットワークビジネスに似ています。実際どのように勧誘報酬が決められているのかは不明なので本当にネットワークビジネスといえるのかどうかははっきりしないのですが。

なおこのコミュニティの講師が別の投資コミュニティの講師をしているという話もあるようです。このコミュニティの同様の商材は他にもありますが、根っこは一緒なんでしょうか?

コミュニティの今後

今後もおそらく継続して入会者を募るとは思いますが、入会者の増加に陰りが見え始めたらおそらく別のコミュニティを運営し始める可能性が高いです。上記のとおりコミュニティのビジネスはいかに入会者を集めるかがカギなので、入会者がこなければ別の案件に乗り換えるしかありません。そもそもこれ以上人数を増やしてサポートしきれるのかは正直疑問ではありますが。

自動売買については現状成績が芳しくなく、当面はさかんにアナウンスされることはないと思います。本当に開発スタッフがいるのかどうかはよくわかりませんからね。ただしすでに運用を開始しているシステムに関してはこのまま運用できると思います。

むしろ今後は自動売買ではなく別の情報商材に手をだすのではないでしょうか?特に仮想通貨関連の商材が濃厚でしょう。すでにコミュニティ代表が仮想通貨の商材を手掛けていますし、現在のFXコミュニティメンバーに対して勧誘する可能性が高いです。仮想通貨と法規制のおかげでFXはかつての勢いを失いつつありますからね。

コミュニティの運営者はあくまで営利団体です。FXよりも儲かる案件があればそちらに流れるだけです。

旧システムの運用実績

もし自動売買システムが優秀であればこのコミュニティを万人に勧められるのですが、現実は甘くありません。今回は私が現在運用している旧システムの1年間の運用実績(2016年12月から2017年12月)を公開します。新システムリリースのとき、運営側は大きなドローダウンがなく上がり続けている残高推移を示す画像をLINE上にアップしていましたが、これを見て信用できるでしょうか?

元本は最低金額の50万円ですが、入金ボーナスを10%獲得していますので、55万からのスタートです。

以下の画像は私の自動売買口座の残高で、その下にMT4から出力したトレード結果を掲載しています。

Graph

Gross Profit: 1 140 991 Gross Loss: 1 170 319 Total Net Profit: -29 328
Profit Factor: 0.97 Expected Payoff: -7.84
Absolute Drawdown: 118 344 Maximal Drawdown: 180 087 (29.44%) Relative Drawdown: 29.44% (180 087)
Total Trades: 3740 Short Positions (won %): 1733 (48.07%) Long Positions (won %): 2007 (50.82%)
Profit Trades (% of total): 1853 (49.55%) Loss trades (% of total): 1887 (50.45%)
Largest profit trade: 17 492 loss trade: -5 427
Average profit trade: 616 loss trade: -620
Maximum consecutive wins ($): 41 (50 519) consecutive losses ($): 69 (-52 410)
Maximal consecutive profit (count): 53 790 (26) consecutive loss (count): -52 410 (69)
Average consecutive wins: 4 consecutive losses: 5

結果は29328円のマイナスです。記事執筆現在では多少損失が減っており、残高は48万くらいとなっています。入金ボーナスがなかったらもっと損失が大きかったはずです。

総取引数は3740ですので、検証するには十分なデータ数です。3740というのはかなり多いですね。営業日が240日と仮定すると1日十数回はトレードしていることになります。

勝率はほぼ50%ですが、若干負ける確率が高いです。また平均利益よりも平均損失のほうが若干上回っています。そのためProfit factorは当然1よりちいさい0.97でした。

これはコインを振って適当にポジションを取り続けた場合のトレード結果と大差ありません。損益が若干のマイナスになっているのは単純にスプレットと取引手数料によって収益が目減りしているためだと考えられます。

もっとも今回はたまたまこういう結果になってしまったのかもしれません。去年はイレギュラーなイベントはあまりなかったものの、方向性がない相場だったような気がします。連勝収益(consecutive profit)は連敗損失(concevutive loss)よりも上回っていますから、おそらくはっきりとしたトレンドが出ていれば爆発的に収益を上げることができたのかもしれません。

この自動売買システムはトレンドフォロー型なのは間違いないでしょう。できればレンジ相場に対して何等かの対策を練られていればよかったのですがね・・・

良い点としては、これだけトレードをしていて口座破綻していないことでしょう。市販されているEAで口座破たんしたものは普通にあります。そういう意味では長期にわたって運用できるシステムですね。結局過去に書いた記事の考察から変わることはありませんでした。

Performance fee(成功報酬)が60%というのは、やはりぼったくりです。この成功報酬のせいでこのシステムの評価は地に落ちると思います。これだけ報酬をとっておいて方向性のない相場に対抗できないのでは、委託している側としてはちょっと納得いきません。

私は今月中にこのシステムから撤退する予定です。口座破たんする可能性は低いので待ち続ければ収益を上げてくれそうなのですが、成功報酬を支払うのが正直癪に障るので。