コンプレッションウェア

アルミプリント加工のコンプレッションウェアは買ってはいけない

久しぶりにドン・キホーテのコンプレッションウェア売り場を除いてみたところ、すでに冬用ウェアがたくさん販売されていました。その中でちょっと気になった商品がありましたので、今回ご紹介します。

長袖アンダーシャツ(裏起毛) インナーコンプレッション

 

 

 

ご紹介するのは自重堂の同じく作業服のメーカーである「クロダルマ」のコンプレッションウェアです。冬用なので裏起毛生地を採用しています。特徴的なのは背中のアルミプリントです。これが体から発する熱を反射して保温性を高めてくれるそうです。アウトドアや災害時で用いられるアルミ保温シートと同じ理屈ですね。47066_04.jpg

アルミプリントは肩甲骨の間のあたりにあります。しかも表に取り付けられていますからかなり目立ちますね。ちなみにトップスだけでなくタイツも販売されているようです。タイツは腰のあたりにアルミプリントがあります。

 

 

購入を見送った理由

わざわざブログで紹介したものの、タイトルでお分かりの通り購入しませんでした。理由は以下の通りです。

アルミプリントの耐久性が疑問

アルミプリントは金属なので当然伸縮しません。それに対してコンプレッションウェアの生地はよく伸びます。

伸縮性の異なる素材を組み合わせて衣服を作るとどうなるかというと、伸びないほうが破けます。コンプレッションウェアでロゴが樹脂プリントされているところがだんだんひび割れてくるのと同じです。

実際のアルミプリントはドット状なので大きく破けるということはありませんが、使い続けていくうちにプリントにヒビが入ると思われます。

本当に保温力高いの?

アルミプリントが施されている部位が狭すぎます。これだとアルミプリントがないところからどんどん熱が逃げていきますよねこれ。実際の保温力は裏起毛生地によるものでしょう。

かといってアルミプリントの範囲を広げると今度は伸縮性が損なわれて着心地が大幅に悪くなりますからこれくらいが限度なのでしょう。アルミプリントにこだわった分伸縮性が悪くなっているでしょうから、コンプレッションとはいうものの実際はゆるゆるの着心地だと思います。

そもそもこんな薄いウェアで使える生地も限られるのに保温性を求めるほうが間違いな気がします。

デザインがちょっと・・・

黒と青を基調としたウェアに、キンキラキンのアルミプリントというのはちょっとミスマッチかな。ロゴ程度だったらまだよかったのですが、かなり派手な印象を受けます。裏起毛を採用していることと、裏側にアルミプリントを取り付けると吸汗性が悪くなる点を考慮すると表につけるしかなかったんだと思います。これ裏側にアルミプリントがあると絶対汗で肌に張り付きますよね。

アウターに採用したほうが良い

アルミプリントを使用するのならニットではなく布帛を用いた商品のほうが良いでしょう。軽量性を追及した防寒アウターだったら相性がよさそうです。とおもったらワークマンで売ってましたね。

 

 

 

アルミプリントは摩擦ではがれそうですが、これだったら少なくともコンプレッションウェアよりは長持ちしそうです。伸縮性の問題がなくなりますし、肌に直接触れる心配もないのでアルミプリントを裏側に採用できます。デザインも落ち着いていて大抵の服に合わせられるでしょう。