[松井証券]俺のPFセミナーに参加しました。 その1

2017年11月20日投資信託

 

私は松井証券の投信工房で投資信託の毎営業日積み立てをせっせと実行しています。この度松井証券さん主催の「俺のPF(ポートフォリオ)セミナー」に参加してきました。今回はその概要について報告いたします。

講演内容

講演内容は投信工房の紹介を除くと以下のような内容でした。投信工房の詳細が知りたい方は松井証券さんのウェブサイトをご覧ください。

ロボアドについてざっくり理解する

最初はZUU online編集長の濱田優氏の講演から始まりました。テーマは「ロボアドについてざっくり理解する」です。海外のロボアドバイザーの説明や、ラップ口座とロボアドバイザーの違い、そしてAI活用の可能性について話されていました。

AI(人工知能)を活用した運用は今後主流になっていくそうです。ブラックロックとgoogleのディープマインドが手を組もうとしていたのはこの流れに沿ったものだとか。

松井証券主催ではありますが、ロボアドバイザーサービスの診断は無料なので各社のロボアドを比較されてはどうかとの発言がでるとは意外でした。たしかに今は各社いろいろなロボアドバイザーのサービスを発表されていますからね。各社がどれだけ優れたポートフォリオを組めるのかは試してみる価値はあるかもしれません。

私はロボアドバイザーとかラップ口座とかはすっごい手数料をとられるので使うつもりありませんがね。

AIの活用も本格的な普及自体はすこし先の話じゃないかな?AIはそれなりの開発コストがかかりますから、普及の初期のころは手数料が高めだと思われます。高い手数料を差し引いても普通の低コストインデックスファンドやETFを上回る収益が得られるかどうかはある程度の期間運用してみないとわかりません。それにAIは所詮は過去の実績を元に予測しているにすぎません。過去は必ずしも将来のリターンを保証するものではないので、AIだからといってすぐに飛びつかないのが安全でしょう。

投信ブロガーの投資スタイル

参加した投信ブロガーは吊られた男さん(以下吊ら男さん)ASKさん、ybさんでした。この三名のアセットロケーションや投資方針について語られていました。

各ブロガーさんの投資方針等はそれぞれのブログで説明されているので割愛しますが、共通するのは、コストには徹底的にこだわって投信を選択している点です。5~10%の利回りで信託報酬を1%も支払ってしまうとせっかくの利益が大きく目減りしてしましまいます。コストを抑えるだけで確実に手元に残る利益が増えるのでこの点は多くの個人投資家は参考にするべきでしょう。

あと吊ら男さんは許容できる損失を意識し、頭の中でシミュレートした許容損失額よりも安全側になるように運用することを提案されていました。頭の中でシミュレーションしていても、実際に損失を被る事態に遭遇して狼狽売りしないかなんてその時になってみないとなかなかわからないものです。個人投資家ってけっこう自分の運用に対して過大評価しやすいので、想定よりも保守的な運用でちょうどよくなるのでしょうね。

その他の共通点としては株式での運用がポートフォリオの半分以上を占めることでしょうか。リートを購入しているのは少数派のようですね。

個人的に気になったのはASKさんのポートフォリオの中でFXの含み益が138.1%で収益率では最も多かったことです。これは一時期はやった高金利通貨を購入してスワップで稼ぐ手法だそうですが、長期で保有すればかなりの利益になるのですね。ロスカットされないように多額の証拠金を用意し資金管理してひたすら長期保有すれば十分利益が上げられそうです。私もスワップ狙いで以前NZドルを購入していたことがありましたが、やめずにつづけていたらどうなっていたのか・・・FXも元本が大きければどうとでもなるのです。そして投信のセミナーなのに別商品に注目してしまう私はKYです。

ybさんは現在の時価総額が1億8000万円で、トータルリターンは40%、元本は約1億3000万円だそうですが、私はポートフォリオよりもどうやって多額の現金を投資に回せたのかのほうが気になります(ブログ見ろって話ですが)。共働きで片方の収入を投資したのでしょうが、それでもこの金額はすごい。配布資料をみる限りだと毎年少なくとも1000万円は投資していることになります。リーマンショックで一時30%のマイナスを経験されていてもなお積み立てを継続している点は見習いたいです。

投信工房でポートフォリオを組むなら

著名な投信ブロガーさんに投信工房でポートフォリオを組んでもらったそうで、その結果も発表されていました。セミナーに出席された投信ブロガーさんだけでなく、虫捕り小僧さんや菟道りんたろうさん、kenzさんが組んだポートフォリオもありました。

しかしまあ、みんなロボアドバイザーの提案をことごとく無視していますね。投信工房の企画ですからロボアドバイザーの提案を活用するのかと思っていました。私も投信工房の診断を受けたことがあるのですが、たいていは各アセットロケーションをまんべんなく取り入れていて、あとは各個人のリスク許容度に応じて比率を調整しているようです。吊ら男さんのようにすべて株式のみという構成とか、株式と債券のみのような構成にはならないはずです。

ロボアドバイザーの提案を素直に受け入れていると思われるのは虫捕り小僧さんのみで、あとはみんなそれぞれの投資哲学に基づいてポートフォリオを組んでいます。吊ら男さんは現在自身で積み立てている投信の構成そのままでした。遊び心でアクティブファンドを入れている方もいらっしゃいましたが、基本的には信託報酬は最安のインデックスファンドを選択しています。

結局ロボアドバイザーはあくまで投資初心者や、あまり投資の勉強に時間を割くことができない人向けのサービスであり、投資に大して高い興味を持っている人には無用のものなんでしょう。ただ投信工房ではポートフォリオを自作すると想定リターンとリスクはもちろん、評価損益のシミュレーションもできますから、投信工房自体はある程度の投資経験者でも満足できるサービスだと思いますよ。

私も投信工房のロボアドバイザーの提案するポートフォリオを完全無視して積み立てしています。投信工房のロボアドバイザーのポートフォリオってなぜかコモディティをいれてくるんですよ。ブロガーさんでコモディティを買っている人はほとんどいないとおもうのですが・・・右肩上がりというわけでもないし、配当や金利がつかないし。

次回は懇親会の内容とについてご報告したいと思います。