金融庁に突撃!!個人投資家との意見交換会 その2

2017年7月23日投資信託

 

6月29日開催の個人投資家との意見交換会に行ってきました。もうほかの方がブログ記事にしていると思いますが、意見交換会で話題に上がった事項で私の印象に残っていることにについてお伝えしたいと思います。

前回の記事はこちら

 

 

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各運用会社の積み立てNISAの対応状況

各社の意見をまとめました。

野村アセットマネジメント株式会社

株、債券、REITを含むバランス型ファンドが中心となるだろう。販売会社とのすり合わせはこれからである。またETFの発達に期待したい。

 

大和証券投資信託委託株式会社

iFreeシリーズが積み立てNISAに対応する予定(一部は積み立てNISA対象外)。定番のアセットクラスをわかりやすくパッケージする。

 

レオス・キャピタルワークス株式会社、セゾン投信株式会社

販売しているファンドはすべて積み立てNISAの対象となるので、特に新商品開発等の対応はなし。NISAの普及に協力したい(レオス・キャピタルワークス株式会社)

 

ニッセイ アセット マネジメント株式会社

現在外国株式インデックスを含む8本のファンドが積み立てNISAの対象となっている。パッシブファンドが積み立てNISA対象商品の中心となるだろう。一方アクティブファンドについては1つのファンドが対象となった。また新商品の開発も足元から実施している。

信託報酬はこれからも値下げする努力をしていくが、毎年値下げするわけではない。

ブラックロック・ジャパン株式会社

対象ETFについては積極的に展開したい。ETFはテクノロジーであり、ファンドの運用におけるツールとしてご活用を。(積み立てNISAの対象商品は先物取引ができないため、ETFを用いて柔軟なファンド運用が可能になる。)

 

三菱UFJ国際投信株式会社

3段階のサービスを考えている。

  • 第1階層:eMAXIS Slim
  • 第2階層:ロボアドバイザーによるリスクカスタマイズ
  • 第3階層:顧客の年齢に応じてリスクを調節するターゲットイヤー型ファンド

米国ETFの積み立て

ここ最近調子の米国市場ですが、米国ETFの積み立ては積み立てNISAを活用できるのでしょうか?

運用会社の話では、前向きに考えているそうです。対象となるのはS&P500でしょう。ただETF積み立てで問題になるのが分配金の再投資です。投信と異なりETFは定額積み立てが行えないので、分配金がETFの購入費用を下回ると再投資できないのです。

積み立てNISA対象ETFは、最小取引単位が1000円以下ですから、再投資はより行いやすいのです。しかし米国ETFでこの条件をクリアできるのでしょうか。SP500に連動するファンドっであるVOOは200ドル超えていますから。

私は結局のところSP500と連動するファンドをつくるほうが現実的なんじゃないかなと思っています。わざわざETF版のるいとう制度を新設するよりも、ETFで組成したファンドを作るほうがコストが安く済むような気がします。

積み立てNISAは儲からない

現在対象投信の数が少ないことは重要な懸念事項のひとつなのですが、販売会社の協力が得られるかどうかという点も気になるところです。というのも信託報酬や販売手数料が制限されていますので、はっきりいって積み立てNISAの対象商品は儲からないのです。この収益性の問題が解決できないと積み立てNISAはあまり魅力のない制度になってしまう可能性もあります。

現状の販売手数料に強く依存した販売モデルでは積み立てNISAは難しいため、新しい販売モデルを考える必要がありそうです。最近話題のフィンテックによる発展に期待したいとの声もありました。また目先の利益にとらわれずに、長期的に利益を出すという意識改革が必要だとの声もありました。長期にわたって積み立てをおこなうので、たとえ手数料が格安でも長い目でみれば大きな利益が積みあがるというわけです。

 

懇親会

せっかくなので懇親会も参加しました。ここで初めて虫捕り小僧さんにお会いしました。私は虫捕り小僧さんに対してハンドルネームのイメージから若い印象をもっていたのですが、普通のおじさまでした。わたしより年上ですから当然なんですけどね。2000円で寿司やオードブルやピザが食えるのでお得感満載でした。なんかブロガー名刺なるものがあるのですね。私はもってないので名刺交換できなかったのですが、次回参加するのであれば用意したほうがよいのかしら。いろいろ投資について会話もしたのですが、酒飲みまくってたので記憶があいまいです。もったいない・・・

 

まとめ

結論からいえば参加してよかったです。みなさんおもしろい方々で楽しかったですし、なにより勉強になりました。貴重な経験を用意してくださった金融庁の関係者および虫捕り小僧さんに感謝いたします。

次回は販売会社の方を呼んで意見交換をする予定だそうなので、機会があればさんかしてみたいですね。松井証券が参加してくれるとうれしい。