金融庁に突撃!!個人投資家との意見交換会 その1

2017年7月23日投資信託

6月29日開催の個人投資家との意見交換会に行ってきました。ちょっと投稿が遅いのですが、今回はその概要についてお伝えしたいと思います。アイキャッチの画像は意見交換会が開催された金融庁会議室の様子です(意見交換会が終わった後の写真なのですが)。前回開催時はもっと小さい会場だったそうですが、今回は参加者が多いため以前より広い会場で開催されました。ドラマで出てくるような会議室でちょっとびっくりしました。

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参加者一覧

  • 金融庁関係者
  • 一般投資家、投信ブロガー
  • 株式会社格付投資情報センター
  • 野村アセットマネジメント株式会社
  • 大和証券投資信託委託株式会社
  • ニッセイ アセット マネジメント株式会社
  • 三菱UFJ国際投信株式会社
  • レオス・キャピタルワークス株式会社
  • セゾン投信株式会社
  • ブラックロック・ジャパン株式会社
  • 報道関係者(ロイター)

積み立てNISAとは

最初に積み立てNISAの概要について説明を受けました。実は積み立てNISAのことは全然知らなかったので、たぶん他の方も触れられているとは思いますが、備忘録として配布資料の要旨を公開します。(配布資料の公開は許可されています。)

虫捕り小僧さんは初心者歓迎とのことだったのですが、実際のところ参加者のレベルが高くて質問もハイレベル。もう金融庁の外部有識者会議に参加できるんじゃね?と思っていました。

積み立てNISAの概要

年間投資上限額40万円
非課税保有期間20年
投資可能期間平成30年~49年
(20年間)
投資対象商品長期の積み立て・分散投資に適した一定の投資信託で以下の要件をすべて満たすもの

○信託契約期間が無期限または20年以上
○分配頻度が毎月ではないこと
○ヘッジ目的の場合を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと
○告示で定める要件を満たしていること(別表)
投資方法契約に基づく定期かつ継続的な方法による買い付け
現行NISAとの関係一般NISAと選択して適用可能
受付・購入受付開始:平成29年10月1日
買付開始:平成30年1月1日

どうやらNISA制度を利用する場合は、現行NISAと積み立てNISAのどちらかを選択しなければならず、両方を同時利用することができないようですね。家族の構成員ごとにNISAを申請すれば家庭内で両方の制度を利用することは可能だと思いますが、制度を一つにするか、あるいは積み立て金額を上げてほしかったです。私の場合、積み立て金額は月約4万円なので積み立てNISAの上限を超えてしまいますから、現行NISAを利用するか、積み立て金額を変更する必要があります。

積み立てNISAの対象商品の要件まとめ

 

  対象指数売買
手数料
(税抜)
信託
報酬
(税抜)
その他
指定株価指数は別表に記載
(注1)投資の対象資産に株式を含む必要がある
(注2)株式指数のみを対象とする
(注3)解約手数料(信託財産留保額を除く)および口座管理手数料についてもゼロ
公募株式投資信託
(注1)
指定インデックス投資信託 国内資産を対象とするもの指定ノーロード
(注3)   
0.5%
以下
– 
海外資産を対象とするもの0.75%
以下
上記以外の投資信託
(アクティブ投信等) 
国内資産を対象とするもの– 1%
以下
純資産額 50 億円以上
信託開始以降 5 年経過
信託期間の 2/3 で資金流入超
海外資産を対象とするもの1.5%
以下
ETF(注2) 国内取引所のETF指定1.25%以下 0.25%
以下 
円滑な流通のための措置が講じられているとして取引所が指定するもの
最低取引単位 1000 円以下(るいとう)
外国取引所のETF 資産残高 1 兆円以上最低取引単位 1000 円以下(るいとう)

 

積み立てNISA対象商品のイメージ

 

積み立てNISAの対象とする指数一覧

 

  日本全世界先進国新興国
株式単品でも組成可能
  • TOPIX

  • 日経225

  • JPX日経400

  • MCSI Japan Index
MCSI ACWI Index
FTSE Global All Cap Index
FTSE Developed Index
FTSE Developed All Cap Index
CRSP U.S Total Market Index
MSCI World Index
MSCI World IMI Index
MSCI Emerging Markets Index
FTSE Emerging Index
FTSE RAFI Emerging Index
組み合わせでのみ組成可能(株式指数は必須)--MSCI Europe Index
FTSE Developed Europe All Cap Index
Stoxx Europe 600
MSCI Pacific Index
MSCI AC Asia pacific Index
債券NOMURA-BPI総合
DBI総合
NOMURA-BPI国債
Barclays Japan Government Float Adjusted Bond Index
Citi-group World Government Bond Index
Barclays Capital Global Treasury
Bloomberg-Barclays Global Aggregate Index
BArclays U.S.Government FLoat Adjusted Bond Index
Barclays Euro Government Float Adjusted Bond Index
JP Morgan GBI EM Global Diversified
JP Morgan Emerging Market Bond Index Plus
不動産投信東証REIT指数-S&P先進国REIT指数
S&P米国REIT指数
S&P欧州REIT指数
FTSE NAREIT エクイティREIT Index
-

注意点は、対象投信はかならず対象株価指数のみまたは対象株価指数を含む組成でなければならず、債券またはREITのみの投信は対象外ということです。私が積み立てている投信の場合、TOPIX、先進国株式、新興国株式以外はだめですね。

もし積み立てNISAを利用するのなら、投信工房の積み立て銘柄を大幅に見直す必要がありそうです。

またリストに載っている指数の数はそこそこありますが、実際は運用コストの制約上利用できる指数は一部になるでしょう。

個人的にはNYダウが入っていなかったのが残念でした。NYダウは順調に上昇していて、たわらシリーズからNYダウを対象とする投信が新規設定されるくらいでしたからね。S&P500があればまあ十分ではあるのですが。

次回は実際の意見交換会で話題に上がった事項について投稿したいと思います。ちょっと投稿が遅いのですが、良ければ次回もご覧ください。

 

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